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人間失格桜桃グッド・バイ
太宰治
—
2000
人間に対して真実の愛と信頼を求めようとする主人公・大庭葉蔵が人間社会を葬られ、廃人同様の日々を送るまでの過程を描いた自伝的小説「人間失格」は、太宰治の文学の総決算ともいうべき作品。この他、戦後を解放と捉える世相に背を向けた反時代性の色濃い「桜桃」、人生最後の作品となった「グッド・バイ」(未完)と、晩年の作3作品を収録。“新撰クラシックス”シリーズ、第七作。
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